西湖蝙蝠穴から国道に向かう途中にある国指定天然記念物の洞穴。
大きな案内の看板もなく、全く観光地化していないため道は舗装されていません。また駐車場もなく、舗装していない道を50mほど入ったところに広くなっているスペースがあるので、そこに車を置きました。
洞穴といっても入れる部分はほとんどが外です。総延長約60mということなので、入れない場所もわずかで、本当に小さいみたいですね。
はっきりいって、見所は特にありません。中に入ると気温が低いのでその温度差が楽しいくらいかな(^^ゞ
ただパワースポットブームなので、そういう意味では富士山麓であまり観光地化されていず、森の中に祠だけというのは受けるかもしれませんね。
そうそうネイチャーツアーはここに寄るみたいです。西湖周辺を歩いて探索しているようですし、ここでも洞窟について詳しく説明もしてくれるみたいなので興味ある方はいいかも。
洞窟に興味があるのでしたら、周辺の洞窟に富岳風穴、西湖蝙蝠穴、鳴沢氷穴、船津胎内樹型がありますよ。
洞穴について
この洞穴は、富士山青木ヶ原に多数存在する溶岩洞穴の一つである。
溶岩洞穴は、溶岩流が高温・高圧下でガス化した水分が初期空洞を作り、各空洞間が床面の流動溶岩で削られて次々と連結してトンネル状の横穴となって出来上がったものと考えれる。
本穴の規模は比較的小さく、その総延長は約60mである。洞内の気温は低いために、夏でも氷が見られる。古くは富士道者巡拝の霊場として著名であったが、近年は洞内の崩壊がひどく、天井から落下した岩塊が一面に散在しており、今後も落石の恐れがあり、極めて危険であるため、入洞は禁止している。
いわれ
水の神「豊玉姫命」を祭ってある洞窟。その昔は、干ばつになると近隣の村人たちが西湖をわたり、この竜神に雨乞いの祈願をしたといわれています。
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住所 |
足和田村西湖青木ヶ原2068
(現:富士河口湖町) |
指定 |
昭和4年12月17日 |
入場料 |
無料 |
[お出かけ日 10.10.06] |
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