山梨県と言えば桃と葡萄。特に桃は一宮（味は春日居と言われる）と葡萄は勝沼が有名。生産量の一位はどちらも笛吹市（一宮町、春日居町もここに含まれる）。でも平成の合併前は山梨市でした。その山梨市の桃をたっぷり食べられる山梨で話題のお店です（ちなみに場所は山梨市と笛吹市のちょうど境界あたり）。

お店は山梨のお店だから「どうせテナントの一角かな」と思ったのですが、国道からちょっと中に入り、葡萄畑や桃畑がちらほらある場所に突然ログハウス調のおしゃれな建物がありびっくり。誰もが「こんなにおしゃれなお店がこんな場所に？」と思うに間違いなし。

で、お店の様子ですが、到着した時はまだ10時前だったので準備でバタバタしていたのは仕方ないのですが、どうも見ているとスタッフ3人のうち、2人は今年入ったばかりのバイトみたいでした。そういえば、今年は19日にオープンしてまだ日が経っていないんだっけ。あっ、でもバタバタしてたけど、明るくて気のいいスタッフさんでしたよ。

「おっ」と戸惑うほど変わっていたのは注文方法。レジが手前にあるならともかく、一番奥にあるのに注文はレジなんです。できるだけスタッフの仕事量を減らすためなのかな？確かに注文受けるだけでもなんとなくバイトさんがおどおどしていた気も(^^ゞ。悪く言えば素人ぽい、よく言えば擦れてない初々しいお店です。

ということで、どうやら社員は今日は1人のよう。それもあって1番初めのお客だったのに、飲み物が出てくるまで20分、全部注文したものが揃うまで40分。1人で作るなら仕方ないところです。まっ、カフェでゆっくり過ごすなら気にならない時間ですけど。

とまぁ、お店はこんな風に不慣れなところはまだまだあるようです。でも味は間違いなし。山梨のカフェではトップクラス！どれを食べてもメチャ美味しいです。熟れきったあま〜いジュクッジュク完熟桃が好きな人には物足りないかもしれませんが、朝もぎたての歯ごたえがあるあまい完熟桃が食べたいなら、どれを食べても満足です。

全部のメニューを食べつくしたいと思うお店でしたよ。