中田島砂丘 −ウミガメ放流会− Official HP

ウミガメの産卵シーンや産まれたばかりの子ガメが海に向かって一生懸命歩いていくシーンを見たことがありませんか?前々から興味があったのですが、なにしろ山梨には海がないので情報がない(-_-;)。でも、「今ならネットで調べれば何か情報があるのでは」と思い検索したところ。。。アカウミガメの放流会が行われていることを知りました。

アカウミガメの放流会を企画しているのは野生生物の保護、自然観察会、体験教室、ウミガメ講座、写真展の開催など様々な活動を行っている特定非営利活動法人サンクチュアリN.P.Oです。そしてアカウミガメの産卵調査が6月初旬から8月初旬に、放流会は8月中旬から9月下旬に行われています。

ここでちょっと疑問がありませんか?産卵期間とふ化期間が違いますよね。実は砂の温度でふ化するまでの期間が違い、ふ化する期間は6月は90日、7月は60日、8月は45日で、いつ産卵しても8月から9月にかけて産まれるのです。不思議ですね。


※おでかけレポは2008年に参加した時のものです。
集合場所,時間,参加費,説明会場,放流の場所等,最新の情報はサンクチュアリNPOHPで必ず確認して下さい



[放流会について]

開催される場所は静岡県浜松市の中田島砂丘です。東名浜松ICから約11km、15〜30分くらいかな。駐車場はあります。混んでいるかなと思ったのですが、海水浴客で混んでいる心配はありません。なぜなら中田島砂丘は波が高いため遊泳禁止だからです。ただし、スポーツは対象外なので、サーフィンを楽しむ人はいるそうですけどね。

集合は16時30分。参加するためには入会または、ウミガメ保護支援金の負担が必要です(FAXで申込。参加者を全員記入する必要がありますが、当日人数が増えても大丈夫だそうです (注)2008年当時)。

受付を済ませると一日会員証をもらえます。そのあと、サンクチュアリの活動やウミガメのこと、そして放流について注意の説明を聞き(約20分)、そして全員一斉で子ガメの放流を行います。

放流が終わると解散になりますが、すぐに帰らない方がいいですよ。

というのも、子ガメがふ化する瞬間を見ることができるかもしれないからです。子ガメがふ化するのは夕方から朝にかけてなのです。なので、放流会が終わるころふ化しだすんですよ。

参考までにスタッフがふ化しそうな場所で準備をしているので、そこが狙い目です。ふ化すると砂が沈んでいくので、それでわかるそうです。ただし、準備した後でも子ガメが出てくるまで20分以上かかるようです。じっくり待ちましょう(*^^)v
サンクチュアリN.P.Oは砂丘を残す運動も行っています。砂丘ができるには草の存在が大事なんだって。草があると、そこに砂がたまり、そしてその上にまた草が生え、また砂がたまり・・・そして砂丘が広がるそうです。

砂丘に車が入り、草を踏んで枯れさせたことも砂丘が減少した原因の一つなんですって。そこで、土嚢を置き、草を根付かせ、砂丘を守っているそうです。

今度は産卵するところが見たいですね
歩く姿がとってもかわいい!ウミガメが大好きになったよ♪
子ガメを放流する夢が叶いました
開催場所 サンクチュアリネイチャーセンター
開催期間 8月中旬〜9月の土日,祝日
開催時間 集合時間 16:30
開催時間 17:00
申込 FAX 053-443-0904(申込用紙はHPを参考)
当日12:00まで
FAX送信後の電話確認は不要
雨天決行(雷雨、台風などで中止する場合あり)
当日放流会の有無を確認 053-475-6522
[最終訪問日 08.08.17]
対象者(2015年確認)
サンクチュアリジャパン会員およびウミガメサポーター(1日会員)
未会員の方は入会または、ウミガメ保護支援金の負担をお願いしています
入会(1年) 大人:4000円,中学生以下:2000円
ウミガメ保護支援金 700円(傷害保険料含む,2015年確認)


駐車場は未舗装なので、飛ばす車が通ると埃だらけ(-_-;)
砂浜に行く途中の松林の中です
松林といってもすごく低いんです。やっぱり風が強いからなんでしょうね
海はとても波が高いので、中田島砂丘は遊泳禁止です


中田島砂丘。とても広く見えますが、これでもかなり砂浜が減ったそうです。サンクチュアリN.P.Oは砂丘の保護もしているそうです


これがウミガメのふ化場
卵を産んだ日、穴の大きさ、卵の個数などが書かれているそうです
ウミガメの説明パネルがありました。「寄付すると名前を入れたパネルを作りますよ」と話してくれました(^◇^)


ふ化場に入れるのはスタッフのみ。何をしているのか気になります。多分、産まれた卵を掃除しているのだと思います
受付です。子どももスタッフなのです。会員になっている子どもなのかな?
グッズの売り上げは活動資金になるそうです。別にそれに貢献しようとしたわけではないのですが、こざるは子ガメのぬいぐるみをゲット。この子ガメは卵から産まれるんですよ〜


参加者は一日会員券を首にかけます
放流前にウミガメの話やサンクチュアリN.P.Oの活動の話など20分くらいあります
実はその間に放流するウミガメを用意しているんです。バケツの中はウミガメでいっぱい!
これは珍しい!下のウミガメが白いのがわかりますか?アルビノのウミガメなんです


この日はウミガメがたくさん産まれて、しかも参加者も少なめだったので、一人一匹の子ガメを放流することができました
しかも、更に子どもは2匹放流することができたのだ。子ガメはすっごくかわいいぞ
兄弟(?)のご対面。頑張って黒潮まで泳いでね


人間の体温はウミガメにとっては高温。持つ時は注意が必要なのです
放流する時は一列に並んで一斉に放すんですよ
名残惜しいけど・・・(;_;)/~~~


一歩一歩、海に向かって歩いてきました
みんなが放した子ガメは波にさらわれるように海へ入って行きました





放流が終わった後、ふ化場を眺めたら子ガメが産まれ始めていました
ぞっくぞっくと砂から出てきました
あっという間に子ガメだらけ\(^o^)/



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