富士山の麓、朝霧高原に向かう途中にある滝です。子どものころから何度かお出かけしたことがあり良く知っていたので、「白糸の滝」というと、この白糸の滝だったのですが、調べるとこの名称は全国各地にあるそうです。
白糸の語源は白糸のように一本の滝からイメージしたパターンと、幾筋にも白糸のように細く分かれたことからイメージしたパターンがあり、ここの滝は後者の滝です。
駐車場は観光協会が整備している大きな駐車場と、白糸の滝に行く途中の道沿いにある民間駐車場があり、民間駐車場のほうが安く便利です。
観光協会駐車場から滝までは約500m。行きは階段をかなり下ります。なのでベビーカーは厳しいかな。でも遊歩道は白糸の滝のすぐ側まで舗装され整備されていて、しかも展望台もあるのはいいですね。
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そうそう白糸の滝に向かう途中にある「音止めの滝」は迫力があって、個人的には白糸の滝より好みだけど上から見下ろすことしかできないみたいです。
ところで、パンフレットに紹介があるように日本の滝百選に選ばれています。でも、かなり寂れた感じがするのは否定できません。世の中不景気が続いていますし、若い人は旅行などのレジャーに昔ほど興味がなくなってきているそうで。。。。
外国人観光客をターゲットにするにはちょっとインパクトが少ないし・・・。ちょっと将来が不安です(+_+)
−以下パンフレットより−
白糸の滝
昭和11年ぶ国の「名勝」及び「天然記念物」に指定されました。その後昭和25年10月には「日本観光百選」の「滝の部」で見事1位となり、日本を代表する名瀑として人気の観光地となりました。
さらに平成2年には、環境庁と林野庁の公園の下、緑の文明学会を中心とした3団体によりノミネートされた517ヵ所の滝より、「日本の滝百選」にも選ばれ、長く人気の観光スポットとしての地位を守り続けています。
高さ20m、幅200mの湾曲した絶壁の全面にかかる白糸の滝は、本滝の一部を除いてほとんどが富士山の湧水です。
岸壁の間から白い絹糸のように流れ出るさまは、白糸の名にふさわしく、女性的な美しさと、やさしい景観を見せながら、滝音が響く周囲にキリリと冷えた風を運んでいます。
音止めの滝
白糸の滝と隣接した清流「芝川」の本流にかかっています。高さ25mの絶壁から轟音をとどろかせて落下するさまは、白糸の滝とは対照的で実に勇壮です。
その昔、曾我兄弟が父の仇の工藤祐経を討つ相談をしていた際、滝の音で声がさえぎられたため、しばし神に念じたところ、一瞬滝の音が止んだという伝説からこの名が残されています。
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[最終訪問日 10.10.06] |
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