醤油王国(弓削多醤油株式会社) Official HP

弓削多醤油株式会社さんが醤油の作り方、使い方、保管の仕方など醤油に関して遊んで学べる場所を提供した場所が醤油王国です。

場所は埼玉県日高市。はっきり言って周りは何もありません。ナビで検索すると県道から醤油王国に向かう道は車1台分くらいの幅しかなくちょっと不安を感じるほど。まぁ、醤油を作るにはこの環境のほうがいいのでしょうね(^^ゞ

そして、ここでできることは「工場見学」と「自分しぼり」です♪

自分しぼりというのは「もろみ」を自分で搾ったオリジナル生醤油を作る体験。

「オリジナル生醤油なんて手間がかかる」としり込みしちゃいそうですが、心配ご無用。オリジナル生醤油と言っても自分で味付けするわけではなく、木桶で1年以上熟成された三種類のもろみから好みの味を選んで圧搾器で搾るだけなんです。

後はラベルを書くだけ。なので、小さいお子さんでも全く問題ありません。誰でも簡単に体験できちゃいますよ。

ちなみにこの体験は有料の予約制。体験料は搾る醤油の値段です。ということで費用はもろみ1升1600円から。1升で720mlとれますよ。


で、この生醤油の扱い方ですが・・・
開封前から冷蔵庫で保管し賞味期限6ヶ月、開封後は1カ月がおいしく使える期限だそうです
賞味期限が短いのは酵母菌や乳酸菌が生きているから。だから美味しいんですよ。

一日遊べるというわけではありませんので、合わせ技でおでかけするといいと思います。

[参考 周辺の遊び場]
サイボクハム、智光山公園などはどうでしょう。
ちょっと足を延ばしてもいいなら、埼玉県こども動物自然公園菓子屋横丁あけぼの子どもの森公園も候補に挙げてもいいかな。

丸大豆天然醤油の
購入はこちらから



桶職人(工場見学で聞いた興味深い話)
桶と樽は全く別物。蓋がなくても強度を保つために桶を造るためには熟練の技が必要となるため、桶職人に「樽と同じ」と言うと怒られるそうです。

[豆知識]
丸大豆
収穫された大豆をそのまま丸ごと使うという意味。これに対し、脱脂加工大豆(大豆から油を搾油した後の大豆)を原料とした醤油が現在では大半で、それとの差別化の意味で丸大豆と呼ばれる。
住所 埼玉県日高市田波目804-1
TEL 0120-417-059,042-985-8011
営業時間 9:00〜17:00
定休日 特になし。正月休みあり
工場見学 無料
10:00,11:00,12:00,13:00,14:00
15:00,16:00(平日は15:00まで)
[おでかけ日 10.10.11] 

駐車場
醤油王国外観。予想より小さかった(゜_゜)
観光客が多いのかな?外に清潔なトイレを用意



自分しぼり体験

木桶で1年以上熟成された「もろみ」の中から、好みの「もろみ」を選択購入し自分で搾ります。瓶詰めまで約1時間、1升(1.8L)からもろみの4合(720ml)の生醤油ができます(予約制) もろみ1升1600円〜

3種類のもろみをティスティングし決めるのですが、どれがいいのか・・・。好みのしょっぱさを伝えてスタッフに選んでもらうと楽です
軽食コーナーの横が体験場。ただ「もろみ」をしぼるだけのしぼり体験も同じ場所
こんな感じで搾るのですが、スタッフが初め手本を見せてくれます。でもオリを取るという役割もあるそうです(微生物などの濾過)。
ちなみに、この宙ぶらりん体勢はけっこう大変なんです。20分くらいぶらさがって、後は重りを吊るしました



これがテコの原理でおされているもろみ
下から醤油が染みだしているのがわかりますか?
染みだした醤油は下の桶へ



これが重しで搾っている状態(^◇^)
重しで搾っている間にオリジナルラベルを作ります
ちなみにここが軽食コーナー&体験場



もろみが入っていた袋
溜まっているのがわかります。これだけ搾った!
できた生醤油は要冷蔵。クーラーBOX持参すると便利。保冷剤つきの王国バックは350円





工場見学
弓削多醤油の製造工場を見学できます。所要時間は約20分。予約は時に必要ありません。写真撮影もOKです。
見学スケジュールは 10:00,11:00,12:00,13:00,14:00,15:00,16:00(平日は15:00まで)

見学についての案内
製造工場へ
ガラス越しに見ることができます



醤油の原料を説明してくれました。原料は大豆と小麦粉と塩。で、国内で消費される大豆の97%が外国産。醤油に使用されるそのうちわずか0.2%だそうです
大豆蒸煮缶。一度に1,700kgの大豆を蒸します
麹室。3日間かけて大豆と小麦の麹を作ります



圧搾室
もろみを搾りった後のかす。牛の飼料に使われるそうです。舐めるとしょっぱい
明治44年製の水槽。醤油を搾る装置をふねと呼び横から見ると船の形をしていたのこう呼ばれたそうです



昔は工場の裏から湧き出る水を使って醤油を作ったそうです
木桶とはもろみを入れる桶のことで高さ7尺6寸(2m30cm)、直径7尺6寸、容量は50石(9000L)、材料は全て杉材で作られているそうです。

こざるが覗きこんでいる場所は仕込み蔵。もろみ蔵の床は作業しやすく、衛生的に保つため木桶を床下にはめこんだ構造だそうです。



現在、醸造用の大桶の職人は全国に5名しかいないと言われています。材質は杉でできており、内面に酵母乳酸菌がすみつきます。杉桶は400年もつとも言われております真冬など空気が澄んだ日は富士山が見えます(案内より)



ガラスの向こうは仕込み蔵で15個の桶があり、手元のボタンを押すとその説明がある桶にスポットが当たるようになっています

ちなみに手元のスイッチには下の様な説明がありました
木桶23号。大豆:北海道産有機大豆,小麦:青森産有機小麦。平成22年10月1日仕込み。こいくちしょうゆ
木桶18号。大豆:青森産有機大豆。小麦:青森産・栃木産有機小麦。塩大島産海の精。こいくちしょうゆ         



仕込み蔵の中の香りをかぐことができるんです
できたばかりの醤油を試飲
1ヶ月、3ヶ月、12ヶ月たった「もろみ」の差をチェック





軽食コーナー

醤油をつかったちょっと変わったメニューを楽しめます

醤油ロールケーキセット450円。穀物コーヒーは大麦とライ麦とチコリーの根にてん菜の根を使ったノンカフェイン飲料単品だと250円
プリンとロールケーキは醤油味がほのかにするんですよ
醤油のプリン 200円。中にやわらかく煮た(蒸かした?)大豆が入っていました



おさつのヘルシーコロッケ醤油ソースがけ 150円
焼きだんご 1本100円
醤油ソフト280円。味はカンロ飴風味





その他


軽食コーナーの脇で醤油さしなどの醤油に関する商品やオリジナル商品を販売していました
醤油王国オリジナルキャラクターまであるのに(゜_゜)



蔵元直売所は1F
さすがに醤油の充実度はすごいです
モンデセレクションで3年連続国際優秀品質賞を受賞したそうです



しぼりかす。1kg300円。自宅で「醤油しぼりかす」のお漬物が作れます。人気商品ですぐ無くなっちゃいます
栗を売っていましたが、これも12時には売り切れていました
工場の前に大豆畑がありました
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