TEPCO葛野川PR館&葛野川発電所見学ツアー

世界最大級の有効落差714mの巨大揚水式水力発電所の「葛野川発電所」。その発電所のPR的な役割を持つ施設のようです。PR館は3Dシアターがありますが、内容は大人向け。展示施設も大人向け。理系で電気が好きな方なら、展示は勉強になるし、説明も分かりやすくてお勧めだけど、小学生や電気のことに興味がない人は展示物を理解しにくいし、面白くないでしょうね(^^;

ここの一番の見所は地下500mにある高さ54m、幅34m、長さ210mの地下発電所が見学できることです。予約制ですので気をつけてくださいね
見学時間はおよそ2時間半です(片道40分)。まず、PR館の説明、次に下部ダム。そして、発電所というコースになってます。雨の日でも発電所の見学はできますが、ダムの見学はバスの中からになってしまうので、ダムを外で見ることができる晴れている日のほうが一層楽しめますよ。そうそう、地下500mといってもエレベーターで降りるわけではなく、山の斜面から500mなので、トンネルからほぼ水平移動なのでお間違いなく。

揚水発電所についての豆知識
電気が必要な昼間に上部ダムから水を排出し電気を作ります。夜は余った電気を使って、下部(かぶ)ダムから水を上部ダムへくみ上げます。ダムの水は川の水を溜めたものではありません。近くの山から流れてきた水で、もともとの川の水はダムを迂回して流れています。また、1,2号機発電する電力は40万KW。これは山梨県全世帯数の使用電力に匹敵するそうです(ただし実際は東京方面で使われてます)


電気が好きなお父さんはぜひ行ってみて
PR館の車に乗って楽しかった
でんこちゃんと一緒に写真を撮れるスペースが欲しいな
住所 山梨県大月市賑岡町強瀬1101-2
TEL 0554-90-8600
開館時間 9:00〜16:00
入館料 無料
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
駐車場 10台(無料)
[最終訪問日 06.05.14]


ふるさとPR館
PR館というネーミングだけど、概観は普通の会社ですね(^^;
入口にいた「でんこ」ちゃんと記念撮影
IHクッキングヒーターのPR。欲しいんだけど高いんだよね〜。「でんこちゃん」ショップもあるよ
展示室は見える範囲+シアターと小さめ
バーズアイラウンジ
大月周辺の航空写真。これを使って、見学するダムや発電所の位置を説明してくれたよ
葛野川発電所のしくみ
揚水発電所の模型と原理を説明するモニター。昼間は標高差714mを秒速70tで水を落として発電、夜は余った電気を使って秒速50tで水を上部ダムへ水を逆流させるのだ
葛野川発電所のしくみ
これが水路。太さは2.1〜4.8mもあるのだ
学習ゾーン
電気のことがわかるクイズが用意されています。5問正解パーフェクトを目指そう!発電所の見学をした後のほうが答えられるかも。けっこう難しいぞ
情報ウォール
日本の歴史と電気の関わりについて。バブルが終わっても電気の使用量は増えているんですねぇ
水車模型
この水車が回って電気が起きるのです。ただし、これは実物の1/8の大きさだけどね
情報ウォール
発電所見学前に山梨の発電所を丁寧に説明してくれました
猿橋劇場
めがねをかけるタイプの3Dシアター。「目の前に猿橋の模型があるのにどこがシアター?」と思ったら、模型が横にスライドしてスクリーンが登場。テーマは地域の自然や葛野川ダムについてだよ
情報ウォール
桂川と日川水系の発電所をパネルで紹介。知らなかったけど、発電所って、たくさんあるんだね
電気の道−発電所から家庭まで−
電気が家庭に送られるまでの過程をパネルで紹介。子どもが楽しめるように窓を開けるように工夫されているけど、内容が難しいし、フリガナがないので子どもはほとんど読めないのだ(+_+)。子ども用なら、それなりに作らなきゃダメですよね
大月市の特産品コーナー
富士山の写真展
でんこちゃんグッズが買えます。でも、なぜか娘が買ったのはペン型チョロQ。で、このチョロ、Q金属製でけっこう調子いいのだ
記念スタンプがあるよ

葛野川見学ツアー
下部ダムへ到着。あまり知られていないけど、このダムは一般車両も入れるんだよ
川の水はダムには流れ込みません。川の水は水路を通り、ダムを迂回して下の川につながるのです
ダムの水は全てダムの側の山に降った雨が溜まったものなんです
このシャッターから一般車両は進入不可。シャッターの先はトンネルだよ。ワクワク♪
トンネルは5km延々と続きます。初めは感動。でも、路面が凸凹しているので酔いそうだし、なにより飽きます(笑)
発電所に到着です。ここからヘルメット着用だよ
あちこち行けるのかと思ったけど、通常行ける場所はほんの一部(当然だけどね(^◇^;)
これが地下500m(地表から)にある全長210mの発電所。奥に見える橋のようなものはクレーンです。300トンを持ちあげることができるのだ
赤い部分が発電機です。二基稼動してました
残り二基は現在工事がストップしてます。電力消費に合わせた計画があり、いずれ工事を再開するそうです
天井も壁もアンカーがたくさん。これがなかったら・・・・。圧力で地下空間は潰れてしまう可能性が高いのです
天井のアンカーの説明がありました。一つ一つがこんなに大きいんだよ
発電所とダムの位置関係を、もう一度詳しく教えてくれました
葛野川地下発電所の模型。見えないところに、更にたくさんパイプが走っているのです
ここにも記念スタンプがありました
ここからは普通見学者は来ることができないそうです
特別に発電機のすぐ側まで近寄らせてくれました。とっても大きいことがわかりますか?
この地下空間は高さ54m。だから、実は更に地下もあるのです。もちろん私たちは入れません(^^;
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