中央道伊北ICから国道153号線を北に向かって2ｋｍほど走ると右のほうにスライダーが見えてきます。山全体が荒神山スポーツ公園でプール、野球場、陸上競技場、テニスコート、昆虫館温泉、美術館、ホテルの設備があります。

プールは流水プール、子供用プール×2、温泉プール、25mプール、スライダー、渓流くだりと町のプールにしてはなかなか充実しています。特に温泉プールは温泉を利用したプールなので冷えた体を温めるのにピッタリでした。監視員はたくさんいるのですが、都会のプールと違い細かい注意がないのもこざる家の気に入った点。おかげで105cmのこざるがスライダーに乗ることもできて大満足！「子供の管理は親が責任を取るべき」と考えている人にオススメですね。難点は虫が沢山水に浮いていること。山の中なので仕方がないので、嫌な人は入らないほうがいいかも（笑）

側にある温泉「湯にいくセンター」は内風呂のみの地味な温泉です。しかも、お出掛けした日はお湯が熱すぎてとても入れませんでした。あれが普通なら、おすすめできないですね。

カブトムシが好きなお子さんがいるなら世界昆虫館にぜひ寄ってみてください。世界の生きているカブトムシが展示されていました。ここで卵から育った巨大カブトムのシヘラクレスもいるよ〜。他にも蝶やタマムシなどの昆虫標本があります。


残念ながら運営を断念したようです

−長野日報　2006年2月22日−
経営難で２００４年度から営業を休止している辰野町の遊泳施設・荒神山ウォーターパーク（同町樋口）の存続について、矢ヶ崎克彦町長は長野日報社の取材に対し２１日、「町民要望を受け、再開に向け毎年検討を続けてきたが、財政状況から見て残念ながら運営を断念せざるを得ない状況に追い込まれている」と述べた。近く再開断念の結論を出すとみられる。

　同施設は１９９３年に完成。敷地面積は約１万９５００平方メートル、総工費は隣接のテニスコートを含めて約１６億９９００万円。当初は町内外から広く利用者を集めたが、１９９４年をピークに利用者数は減少。経費削減に努めたものの運営は厳しく、０３年度は町の一般財源から約７３０万円を補てん。０４年度は、国からの交付金削減を受け、赤字経営に加えて設備の老朽に伴う改修と下水道接続工事（見積額約４４００万円）の必要性が生じたため一時休業を決めた。

　しかし、町財政は新年度も依然厳しく、交付金は今年度以上に大きく減額（２億２０００万円減）の見込み。「赤字を少しでも減らすことが命題。財政的余裕がない」（矢ヶ崎克彦町長）状況が続いている。

　ウォーターパークの運営をめぐっては一昨年、町民有志が営業再開を求めて４０００人余の署名と低コストの運営案を町に提出。昨秋の町長選では営業再開が公約争点の１つとなったほか、辰野総合病院の移転新築候補地の１つにも挙がるなど、町の大きな問題として町民の注目を集めてきた経過もあり、今回、町が出す結論や閉鎖後の施設のあり方をめぐり、再び町民の論議を呼びそうだ。