河口湖南岸の浮島にお堂があります。これが六角堂。
この六角堂がある浮島は日蓮聖人の信者「妙法、妙吉、日長」が1274年にお堂を建てた場所です。それから285年間お堂があったのですが、1559年12月7日の大雨により湖水があふれ、村落も寺も水没してしまいました。
そこでそのお堂は1560年2月に現在の妙法寺の場所に移築したそうです。
浮島のお堂は流されてしまいましたが、お堂の礎石残っていて、、寺屋敷と呼ばれ親しんでいた住民の声から、この地を史跡として残すべく保存施設として「六角堂」を建てたそうです。
その六角堂を見学するためにはボートで向かうしかなかったのですが、2012年は台風の影響が少なく、更にまとまった雨もなかったため水位が激減!その結果六角堂まで歩いて渡れるようになってしまいました。
で、もの珍しさから観光客が押し寄せているのですが・・・。六角堂自体は平成7年建築なので歴史あるものではなく、中は全くのがらんどうです。なので、おでかけ場所としては「話のたね」だけですね〜
で、最近騒がれている富士山爆発との関連性ですが。。。個人的には関係ないと思います。
河口湖は川がなく、雨が多いと増水、少ないと渇水・・・の繰り返し。なので、つい数十年前も増水時には湖畔のホテルまで水が押し寄せました。
その後増水に備え放水路が作られたので、増水時の影響はかなり少なくなったのですが、渇水時の対策はそもそもありません。雨が降らない限り河口湖の水は増えないのです。実際昨年からずっと天気がいい日が多いですし(^^ゞ
だから、富士山の噴火とは関係ないと思うのですよね〜
そうそう、今は増水で道路まで湖水が溢れることはありませんが、そういう増水時は富士六湖と言われる「赤池」が出現しますよ〜
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