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山梨県甲州市と埼玉県秩父市の境にある標高1,953mの山で山梨百名山の一つ。 命名の本来の由来は知らないが遠くから見ると名前の通り笠型の山。山頂はシャクナゲが多く6月が見ごろのため、その頃の登山者が多いんだとか。 作場平口から笠取山の登山道はとっても整備されています。分岐点には必ず標識があり、確認すれば迷うこともありません。 ここまでしっかり整備されているのは、この辺りが多摩川の源流で東京都水源林になっているため東京都が管理しているからなんです ということで、登山道のあちこちにある看板や標識は山梨県ではなく、東京都水道局の書いてあるんですよ(^◇^) アクセスですが、国道411号(青梅街道)から一ノ瀬高原に向かう林道を走るのですが、この間約6.7km。車がすれ違いが難しいほど狭いです。 まぁ、交通量は少なく、朝は向かう人、夕方は帰る人という感じですので、反対側から車が来る確率は少なく、ところどころに広いところがあるので車が来たら待機すればOKです。 この山の見所は3ツ!(個人的にです) ◎まず当然「山頂」 でも実は山頂は岩場の見晴らしが悪い所。富士山をバックに写真が撮れ人気がある場所は「笠取山の西側の肩」! ◎次に「小さな分水嶺」 小さな丘の上が多摩川、富士川、荒川水系の分水嶺! ◎最後に「水干」 ここから出る一滴が多摩川の始まり! ルートによってはどれも通らない可能性があるので注意(ちょっと下調べすれば問題なし)。登山道は国土地理院のWebマップでも確認できます。 最後の約120mの高低差を一気に直登する坂以外は比較的ゆるやかですので、シーズンは気軽に登れる山ですよ。 [おでかけした日 2014年5月17日(土) 天候 晴れ] 服装 上 Tシャツ+長袖シャツ(予備にパーカーと雨具を用意したが使わず) 下 下着+ズボン |
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![]() 標高、距離は地図上で計測したおおよその距離で参考データとなります。所要時間は区間の小休止を含みますが、笠取小屋、山頂での休憩は含みません。 今回のトータルの移動距離は10.45km、その所要時間 3時間23分でした。 |
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約50台ほどもある駐車スペースですが、8:45頃でほぼ満車! 後から来た車は山に乗りあげて駐車してました ←整備されたトイレ 登り口→ |
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左に一ノ瀬川のせせらぎを聞きながら、また登山道が東京都水道局が用意した看板を楽しみながら美しいカラマツの林を気持ちよく歩き始めました |
初めの分岐点。どちらも笠取小屋に着きます。 小屋まで 右のコースは約2.1km 左のコースは約3.7km 私たちは右のコースに行きましたが、後で調べたら左のコースがおすすめ。 右のコースは下山コースに適しているそうです。 |
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分岐点〜一休坂分岐点まで なだらかで400mしかないのであっという間。多少デコボコしたところもありましたが、全く問題なし。 見晴らしは木に覆われているので全くよくありません |
一休坂分岐点 登山道の予備知識が全くなかったので、ちょっとうろたえましたが、ここは素直に真っ直ぐ! 左はさっきの分岐した道へつながり、右はハイキングコースのため。笠取山とは全く違う方向にいっちゃいます |
ミズナラの急坂 急坂と名付けられていますが、全然きつくありません。むしろ整備されていて歩きやすい(^^)v 2枚目の写真の大きな切株はここに根をおろしてから数百年たったミズナラのものだそうです。 |
「ミズナラの急坂」を過ぎて笠取小屋までは道幅も狭く、坂もきつくなります 途中に富士山を眺められる場所があったり、沢を越えたりと変化があり飽きないですね。 ただ富士山は振り向かないと気がつかないこともあるので、そういう意味では下山コースに向いているかも。 |
笠取小屋 テーブル席が用意されていてゆっくり休むことができました。さすがに食事はできないようですが、缶ビール(500円)缶ジュース(200円)、源流ブラックコーヒー(200円)、カップ麺(300円)などの頂くことはできます(14年時)。また予約制の宿泊施設が用意されています(素泊り4,000円。食事付6,500円。14年時)。 一番右の写真はトイレ。このトイレの管理は東京都水道局が管理している施設ですので無料で使用できます。 |
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上の地図で初めの分岐点が左の写真 必ず右の笠取山方向に行きましょう。雁坂峠はあさっての方向です! 小さな分水嶺 地図で二番目の分岐点が右の写真 分水嶺は左、笠取山は右ですが、ほんの数mの丘の上が分水嶺。寄り道しても体力的になんてことはありません。 この分水嶺には多摩川と富士川と荒川水系の分水点に標識がたっていまし、富士山も見える眺望のいい場所でもあります。 ぜひ立ち寄りましょう! |
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小さな分水嶺まで来ると笠取山山頂が見えてきます。 初めて笠取山を見た人ならその登山道にびっくりすること間違いなし! 尾根をまっすぐ直登! 葉が生い茂っていませんが、夏になって、はっきり登山道が見えると異質さが際立つんでしょうね〜 そして「あれを登るの!」とちょっと引いちゃうかも(^◇^) |
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尾根を直登する登山道 ざっくり計算したところ平均22度くらいの急坂。石がゴロゴロしています。蹴飛ばさないように気をつけましょう。 で、余裕があったら振り返って富士山を楽しましょう♪ |
笠取山の西側の肩 登りきると広くなり、一段高い所に標識があります。 当然、記念写真を取る人が多いのですが、よく見ると「笠取山 山梨百名山」としか書いていません。つまり山頂ではないのです(^◇^)。山頂はこの先です。 でも、ここでお昼ご飯を食べるのがおすすめで〜す。下は土なので、座るためにシートを用意しておくといいですよ |
笠取山山頂 山頂は岩場を越えた数十m先 見晴らしは悪く、標識も山の上なのかなんだかわからないような場所。 実際、ここまで登山者全員が来ているわけではなさそう(気がつかないだけかも) 標識にはちゃんと「笠取山 1953m 環境庁」と書いてありました。 |
同じルートで帰るのもつまらないし、尾根を下るのは危険と判断 反対側の斜面を下り、水干を通り抜け、笠取小屋に向かうルートを下山ルートに決定! 多少やぶや小さな崖がありましたが危険というほどではありません |
下の地図を見ると笠取山から現在地に向かうまでに途中に青いルートを書き足したのですが、その青いルートがこの4枚の写真。 距離はないもののそこそこ急坂。滑りやすい部分もあったので注意しながら下山しました。 |
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分岐点 左の図で示しましたが正規ルートは赤い部分。 正規ルートを通れば、距離は多少伸びますが、なだらかであったろうと等高線を見る限り予想できます(^^ゞ |
水干(水神社) 分岐点から水干までほとんど高低差はありません。 ここから流れる最初の一滴が多摩川のはじまり。ただし、一旦地中に染み込み、下の水場道から湧水として多摩川の源流になり138kmの旅が始まります |
水場道 登山道から高低差50mほど。14年5月17日時点ではまだ深い所で50cm近く雪が残っていて、湧水を確認することはできませんでした。 ただ、雪が溶けだしていたので、それがその時点での多摩川のはじめの一滴かな(^^ゞ |
途中に水場道へ向かうルートと分岐がありますが、あとはひたすらまっすぐほとんど高低差がない登山道を歩き進みます。 小さい丘が見えてきたら、それが小さいな分水嶺。 ここで尾根を直登した登山道と合流するんです。 |
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分岐点までの約800mは車が通れるほど整備された道を下山。 私たちは下山ルートでしたが、普通はこれが登山ルートなんでしょうね |
分岐点 下山ルートに使うと迷うポイント。 作場平口が帰路、まっすぐ進むと柳沢峠方向。 全然違う場所に向かいます。 登山ルートだったら戸惑うことはなさそうなんだけど。。。 |
作場平を目指しゆるい傾斜の道をひたすら下山。沢が多く、用意されている橋がちょっと渡りにくいが問題なし。分岐点も戸惑うことはないでしょう |
更に下山すると案内板があったので読んでみました。湧水です! 中間水といい、沢でないところから地上に顔を出す地下水だそうです |
分岐点 ここで本来下山ルートに使ったいいルートと合流 間違うことはないと思いますが、間違ってしまうと、もう一度笠取山に登山です(^○^) |
もう下山した気分になるのですが、まだ駐車場まで約1km以上あるので意外に歩くのです。 |
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名水わらび餅 はなまるマーケット」のおめざに紹介された「山の湯宿はまやらわ」の人気名物品。黒蜜をかけて食べるわらび餅は口あたりすっきりでみずみずしい一品! わらび大福は餡子をわらび餅で包んだ大福。ちょっとこってりした方がいい方はこちらがおすすめ。包装が上品なのでおみやげにいいかも。ただ黒糖白糖セット(左下)が1080円、大福(左)1080円と値段が。。。。 下はわらび餅に黒蜜をかけたもの。妻に「かけすぎ!」と怒られました(^^ゞ ちなみわらび餅はお茶付で680円でここでもいただけます(^^)v |
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柳沢峠茶屋のソフトクリーム ソフトクリーム300円、和風ソフト380円 和風ソフトはコーンフレークの上にソフトクリーム、それにきなこに黒蜜をかけたもの。 これって信玄餅を乗せれば信玄ソフトジャン。パクリだ!まぁ、個人的には思いのほかこってりして美味しいソフトクリームでしたので全く問題ありませんけど(^^ゞ ちなみに駐車場も広く食事もできるのでツーリング客に人気があるんですよ。 |
疲れた体を癒すために帰路にある温泉で休むのはいかがでしょうか?どちらも山梨の公共の温泉です♪ | ||||||
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