写真は妙立寺で購入した絵葉書をスキャンしたものです。見所は他にもたくさんありますよ
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本堂及び賽銭箱 |
隠し拝殿 |
本堂正面入り口に埋め立て式の賽銭箱があり、簡単な細工により落とし穴としても利用できた
普段は埋め立て式賽銭箱を見ることはできません。落ちるとかなり深いんだそうです |
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本堂入り口右上にある中二階拝殿。殿様の非公式の参詣の折、使われた
右の写真は殿様が参詣した部屋です。左の写真の右上の障子が開いているところです。宗教上、殿様がいるとはいえ、信者を断ることもできず、かといって同じ部屋で参詣することができない苦肉の策というわけです |
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本堂裏隠し階段 |
本堂横の階段 |
廊下の床下をはずすと階段が現れる。この床下を入れ、敷居をおいて物置の戸を閉めると錠となる
仏様の後ろの位置になります。殿様がいざという時はここから逃げられるように作られたそうです。中がどうなっているのか一度見てみたいですね |
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複雑に階段が入り組んでいる。床板をはずすと地下への通路となり、落とし穴としても利用できる
落とし穴の通路は下男の部屋に通じています。そして、落ちてきた来襲者をしとめるという寸法です |
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井戸 |
二枚戸 |
寺の中心に位置し、戸室石をくりぬいて据えてある。約25mの深さがあり、金沢城への抜け道という言い伝えもある
まるでコンクリートみたいに見える石ですが、大きな石をくりぬいた作った井戸なんですって。抜け道があるという言い伝えは怪しいらしいのですが、どこまで抜け道が続いているか調べてほしいですね |
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二枚の戸が全く違う出口に通じ、戸の開閉でそれぞれの出口を隠すことになる
これ自分の家でもできるアイデアですね。一つの入口が二ヵ所に通じているなんて楽しいじゃないですか |
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武者溜まりと太鼓橋 |
謁見の間と茶室 |
武士の控えの間であり、五つの出口が設けられている。中でも床の間にある開き戸、押入れ風に隠した階段、井戸にかかる太鼓橋が面白い
太鼓橋は一本の木をそのまま利用した贅沢な物。でも、古く危ないので、今は渡ることはできません。押入れの階段から見張り台に行けますが(確か)、その階段も危ないので、今は上ることはできません |
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十三代藩主・斉泰公の直筆の掛け軸が掛かっている。茶室の奥には水屋、また畳敷きの手洗いも昔のまま残っている
茶室で使うものと言えば水ですよね。だから、部屋の横に滑車があって、井戸から水をくめるようになっているんですよ。また、ここでは刀が使えないように、天井も低いんですよ |
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望楼 |
外階段 |
本堂の屋根の上にあるギヤマン(現在はガラス)張りの望楼。見張り台として使用された
見張り台は今はいけませんが、途中の部屋から眺めることができます |
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受付の横にある階段にもカラクリがあります。階段の後ろは下男の部屋なんです。で、階段の白い部分は、下男の部屋から透きとおって見えるんです。だから、敵がきたら槍で一突き!ってわけ |
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