養老天命反転地 Official HP

POINT! 5ツの日本を全て見つけよう!

関西方面に旅行を計画したのですが、ETC割引で混雑が予想されるため、岐阜県大垣市で一泊することにしました。せっかくなので大垣市周辺の遊び場を検討し、ここにお出かけしてきました。

さて、この養老天命反転地ですが。。。「何?」と聞かれたなら「巨大なアート」です。場所は養老公園内の中にあり、他には岐阜県こどもの国や養老の滝、テニスコートなどがあります。実はここにお出かけするのは2度目。ここが完成したのが1995年。当時DIMEという雑誌で特集され興味を持ち、その数ヵ月後に養老天命反転地にお出かけしたことがあったのです。

その頃と比べることにもなりますが。。。まずここは公園ではなくアート作品であるという点がポイントです。

なので、子どもを連れて来ても、初めは異様な光景にビックリしますが、慣れてくるとアスレチック遊具のようなものは当然ありませんので飽きてきます。また、園内に平坦な場所はありません。ですので、ベビーカーで見て歩くのはかなり厳しいですし、小さいさんは歩くのが大変です。

だからある程度大きい子じゃないと。。。小さいさんは隣の「養老公園・こどもの国」で遊んだほうが楽しいですよ。


パンフレットをよく読もう!
アートの楽しみ方が書いてあります。楽しみ方を読んで作品を楽しむことをおすすめします♪

滑ります
傾斜がきつく、濡れていなくても転倒する危険があります。ハイヒールなどは避けましょう。また靴・ヘルメットの無料貸出があります

日本探し!
園内に5ツ日本が隠れています。全部見つけてみよう!

Good↑
○不思議な空間で疲れた頭がすっきり?

Bad↓
○木が生長し歩きにくく、作品が見えにくい(伐採予定だそうですけど)。
○子どもの遊ぶ場所はほぼなし、赤ちゃんを連れて行くのはかなり厳しい。


養老天命反転地記念館だけでも来た価値有
日本探し、養老天命反転地記念館が楽しい
意外に狭かったですね。でも坂を歩くのは大変です
ロワジールホテル大垣
の宿泊予約はこちらから
住所 岐阜県養老郡養老町高林1298-2
TEL 0584-32-0501
休園日 月曜日,年末年始(祝日の場合は、翌日休)
営業時間 9:00〜17:00(最終入園16:30)
入園料 小中学生:300円,高校生:500円,大人:750円
駐車場 普通車 300円
[最終訪問日 09.10.31]

駐車場は周辺施設共通
公園とは対照的に地味な受付
壊れやすいものはロッカーへ
カタログはここでしか買えないそうです


[オフィシャルHPより]
波打つように傾斜した床、床を反転させた天井、さまざまな高さをもち、家具としても機能する壁など、建築と身体との関係を変える実験的な建築物です。 館内には荒川・ギンズ両氏によるドローイングやコンピュータグラフィック作品が展示されているほか、養老天命反転地制作に至るまでを荒川氏自らが語るハイビジョン番組も常時放映しています


[感想]
初めに見る作品。天井に床が映ったようなデザインにカラフルな色彩が加わり、その存在感とデザイン力に圧倒されます。・・・ですが、園内で一番の見どころを初めに見てしまうため、その後ちょっと拍子抜けした感じがするかも。



[不死門:オフィシャルHPより]

一見、竹林のようにも見えるこのモニュメントは、養老天命反転地の構想時から荒川氏のプランにあったもので、養老天命反転地へのゲートと位置付けられています。足もとには、「養・老・天・命・反・転・地」の七つの文字がデザインされ、銅板に包まれた猫やうさぎ、小鳥、蛇が配置されています。銅板という人工的な素材で、動物や竹といった自然を閉じ込めることで、与えられたもの一切を否定するという、作者の意思を表しています。

[感想]
皆、大きな作品しか目に入らないため、これが作品と気がつかず通り過ぎる人がほとんど。私たちはとりあえず「養・老・天・命・反・転・地」の文字だけはチェックしましたf(^^;)

[昆虫山脈:オフィシャルHPより]

不死門の東側に点々と置かれた岩は、記念館の前で大きな岩山を形成します。この上にはポンプが置かれ、水を汲み上げることができます。一見、原始の自然を思わせるこの風景も、荒川氏の細かな指示で作られたもの。 「人間は与えられた自然だけに服従しなくても、こういうもう一つの自然というものを創ることができる」という荒川氏の言葉が思い出されます。


[感想]
どこを登ってもいいため、岩を飛び回る人が続出。あえて危険なコースを通る子も多いのでハラハラ見守る大人が多い場所。頂上に井戸があります。


[オフィシャルHPより]
屋根が岐阜県の形をしており、迷路状の内部にはテ−ブルやソファ、バスタブ、ベッドなどがいたる所に取り付けられ、壁によって分断されています。天井部分に目を向けると、そこには地上部分をそのまま反転した世界が広がっています。


[感想]
養老天命反転地を代表する二番目の存在と思う作品。作品の中は迷路のように複雑で、場所によっては通れないほど狭い通路もある。また壁と壁の間には何の前触れもなくベッドやトイレなどが埋め込まれていてかなりシュール。でも、十数年前に来たときに比べて、かなり痛み、うす汚れてきました(仕方ないですが)。それも作品の味なんでしょうかね。


[オフィシャルHPより]
「楕円形のフィールド」へ向かう斜面の途中にあり、メインパビリオン「極限で似るものの家」の一部と同じ構造になっています。その他のパビリオンもすべて「極限で似るものの家」を分割したものです。 「楕円形のフィールド」を見下ろす前に、このパビリオンの中に入り、壁の小さな穴から外界を覗くことにより、これから見る景色を予想することができます。


[感想]
写真1枚目は極限で似るものの家の近くから、2枚目は反対側から撮影したものです。入り口がないように見える作品のため立ち止まらない人も多いのですが、実は潜って入れば中に入れます。ハシゴがあったので登ってみたけど。。。何もありませんでした。そうそう壁の小さな穴・・・・見つからなかったなぁ〜



[宿命の家:オフィシャルHPより]

「楕円形のフィールド」に横たわる最も大きな日本列島の中央部分、ちょうど岐阜県の位置にあり、パビリオン自体も岐阜県の形をしています。廃墟のような低い壁、ガラスの床の下に埋め込まれた家具が特徴的です。

[感想]
これがなぜ家なのか?芸術にうとい私にはわかりませんf(^^;)。とりあえずここでしたことは、その家の壁を飛んで遊んだことくらい。

[運道路:オフィシャルHPより]

大きな日本列島の九州付近に位置するパビリオンです。低い壁に囲まれたソファに座ってみると、立っているときとは違う感覚に気がつきます。


[感想]
園内は坂ばかりなので、ちょっと疲れます。で「いい休憩所」と思い座ったのですが、斜めな場所に固い椅子はすわり心地最悪(笑)。



[もののあわれ変容器:オフィシャルHPより]

一見、水平な部分がありそうですが、どの箇所もわずかな傾斜を持っています。ベッドをかたどったオブジェと入り組んだ壁が作り出す通路は狭く、何度も通過しているうちに、平衡感覚を奪われることになるでしょう。



[白昼の混乱地帯:オフィシャルHPより]

いくつものソファと流し台が置かれています。はるか遠くにも同じセットを見ることができますが、これは「運動路」と呼ばれ、同じ家具、同じ構造で作られています



[地霊:オフィシャルHPより]

緑のフィールドの中で、ひときわ鮮やかな黄色の入口が目を引きます。中は薄暗く、手探りで進まなくてはなりません。明かりがもれてくる終着点で天井を見上げると、日光が日本列島の形を作り出していることに気付きます。

[感想]
同じような洞窟が二箇所ありますが、こっちのほうが単純。でも中は真っ暗なので小さい子なら泣いちゃうかも。だけど最後の日本を見るのは忘れずに

[陥入膜の径:オフィシャルHPより]

「楕円形のフィールド」のほぼ中央に配置されています。「精緻の棟」と同じ構造をもち、レンジやテーブルセットが取り付けられています。ここへ向かう道は傾斜がきつく、立って歩くことは困難です。


[感想]
かなりキツイ傾斜地にある上、中は狭い。更に同じような作品がおおいので、この辺りは既に私たちは飽き気味でした(^◇^;


レポの順番は後になりましたが、作品自体は「極限で似るものの家」の次にあります。この園内には5ツの「日本」が隠されているのですが、「楕円形のフィールド」へ向かう途中足元にある日本が最大です。
楕円形のフィールド内に上のレポで紹介した作品があります。園内は坂ばかりなので、雨上がりはとっても滑ります。また十数年前に比べて園内がジャングル化してました(近いうちに整備するらしいです)


以前は楕円形フィールドので銀色に輝いていた二番目に大きい日本はとっても目立つ存在だったのですが。。。。木が育ちジャングル化してしまい、日本の全景を見ることはできなくなってしまいました。

中にはこれが日本と気がつかない人もいるんじゃないかな?
[切り閉じの間:オフィシャルHPより]
「地霊」と対になっているパビリオンですが、こちらには導入部分を設け、真っ暗な闇を作り出しています。


[感想]
目を凝らしても全く見えない真の闇。壁伝いに奥を目指すと、日本を見つけることができます


楕円形フィールドに入り外壁を歩いていくと道になっていることに気がつきます。人一人が通れるくらい細い道ですが、一周できるだろうと来る人来る人みんなこの細い道を目指しちゃいます。

それなのに途中反対側から来る人がかなりいて、狭い道をなんとかすれ違いました(すれ違う人と抱き合うくらい狭いのです)。そしてズンズン歩いていくと。。。。なんと最後は行き止まり!!展望台になっていました。

つまり、途中ですれ違った人はUターンした人だったんです。注意書きがあれば、展望台に行かない人がいるんでしょうけど、デザイン上なのか、この公園内には看板とか案内って存在しないんですよね〜(^◇^;


ジャングル化でできた木の回廊
楕円形フィールドの外壁の下はこんな構造になっています
写真スポット。でも登っちゃいけないんですけどね
瓦でできた壁。登ってもOKだったけど、めちゃ危なかった


コンサート会場みたいな広い場所。平らな場所は珍しい
壁を登っていたら警備員に注意されちゃった(^◇^;
何の意味があるかわからない溝
最後の日本は外壁の外。これは気がつかないよね〜
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